高齢者による事故
昨日の朝、いつものようにJAに買い物に行った。
駐車場に車を停めようとしたら、目前で軽自動車がブロック塀に乗り上げていた。
まだレッカー車も警察も来ていないので事故の直後だと思われる。
車は低いブロック塀に乗り上げ、前方のバンパーとフロントグリルが剥がれ落ちているが、自損事故のようだ。
前進だったからこの程度の事故で済んだのだが、これが後退だったら駐車している他の車にぶつかり、買い物客を轢いていたかも知れない。
推測だが、道路のアスファルト舗装の色とブロック塀の色が同化して、塀がない物として飛び出したんだと思う。
また、車道に出る時も一時停止をして左右を確認していれば、車はブロック塀にコツンと当たりバンパーに傷が付く程度で済んだかもしれない。
軽自動車がこれだけのブロック塀に乗り上げるとなると、相当な勢いがついていたはずだ。
高齢者が自分の観念で車道に出られると思い込むと、もう黒黄色のテープなどは見えなくなり、他の選択肢は考えなくなるのだろう。
家族から免許の返納を促されると、もう烈火のごとく怒りだして手が付けられないという話もよく聞く。
高齢者の事故はテレビなどで見てはいたが、まさか自分の生活圏で、それも自分の車の数メートル前で起こるとは思いもよらなかった。
私もあと半年で前期高齢者(65歳以上75歳未満)の仲間入りをする。
私の楽しみでもあるラジコン飛行機は、車が飛行機の運搬手段となるので、運転免許は必要不可欠なアイテムだ。
免許を返納する時がラジコン飛行機を辞める時でもあるのだが、そうなった時、果たして自分は潔くラジコン飛行機を諦められるだろうか。
少なくともあと10年以内に結論を出さなければならない時が来る。