お伊勢参りに行ってきた! ② ~外宮から二見浦へ~
伊勢神宮には天照大御神をお祀りする内宮(ないくう)と、豊受大御神をお祀りする外宮(げくう)があり、外宮から内宮の順に参拝するのがならわしとなっている。
日曜日の午前10時にもかかわらず外宮の無料駐車場が利用できた。
正面入り口の木製の灯篭。
私はあまり信心深い方ではないのだが、建築学的に見ても素晴らしいものだという事が素人の私が見ても容易に感じられる。
鳥居の前で一礼して表参道火除橋を渡る。
橋の床面に微塵たりとも隙間が無い。
いったい何番の耐水ペーパーで磨いたのかと思うくらい段差は無い。
いよいよここからが神の領域だ。
神様は中央を通るので参拝者は左端を歩くのが正しい。
参拝する施設(?)が多いので、うかうかすると見過ごしてしまう。
図書館で借りた「るるぶ伊勢志摩」で参拝コースを調べておいたので、これに沿って歩くことにする。
撮影禁止区域が多いので画像は限られてしまうのだが、それでも太い柱、高床式の構造、屋根には金箔か(?)、その贅を尽くした建築物には思わず息をのむ。
外宮の参拝時間はおよそ60分だが、私たちは90分くらい掛けてゆっくりと回った。
こちらが伊勢市駅。
ところで伊勢市の駅は何で「伊勢駅」ではなく「伊勢市駅」なんだろう。
「東京駅」は「東京都駅」とは言わないし、「千葉駅」も「千葉市駅」とは言わない。
そこで、このことについて伊勢市役所観光振興課に問い合わせしたところ
「昔から伊勢市駅と言っていたので、特に疑問を感じていませんでした」
との答えが返ってきた(笑)。
伊勢市駅から外宮までの参道。
伊勢市駅からは徒歩6分ほどで外宮の正門に着く。
割とアクセスは良い。
やっぱ伊勢に行ったら赤福でしょ?!
柔らかい餅に甘い餡子が絡んでいて美味しい。
食後に添えられた番茶が旅の疲れを癒してくれる。
赤福は外宮、内宮、二見浦の何処を取っても最高の立地に店を構えている。
町の電柱には全てと言っていいほど「赤福」の看板が設置されている。
オーバーに聞こえるかもしれないが、車で走っていると「赤福」の看板以外見たことがない(笑)。
昼食はてごね寿司をいただく。
関東でいうところの”づけ丼”のような感じ。
こちらの味噌汁は赤味噌でした。
さて、いよいよミッション1を実行する時が来た。
もう一度60数年前に家族で撮った写真をお示しする。
是非ともこのアングルで写真を撮ってみたい。
どうしたらこの場所に立てるのか、ふたたび伊勢市役所観光振興課から二見輿玉神社に問合せて頂いたところ
「観光客が夫婦岩に名前を掘ったり削ったりするので、今は近くまで行けないそうです」との答えが返ってきた。
心無い観光客にがっかり!
気を取り直して、昔の写真を持ってなるべく近いアングルで写真を撮ってきた。
今は亡き父親に
「おやじ! 昔一緒に撮った夫婦岩に行って来たぜ!!」
と心の中で叫んだ。
さてさてミッションをひとつ終えたので夕食にする。
場所は私たちが泊まる三交イン1階にある「伊勢志摩さかなや道場」だ。
コロナ禍の中、個室なので安心。
お刺身の盛り合わせ。
新鮮で美味しくて妻も大喜び!
これは何だっけ?!
ん~鯖の炙り寿司だったかな?
脂が乗っていて美味しかったことは覚えている。
焼き鳥は妻の好みで味付けは”塩”にした。
外はカリカリ、中はジューシー。
こちらも美味しかった。
朝3時に起きて500Km以上運転してきた私は、この辺から猛烈な睡魔に襲われ、記憶が飛んでしまった。
そんな訳で今日はおしまい。
次回は内宮ともう一つのミッションについて書きます。
乞うご期待!!