ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

続・きままなラジコン日記⑪ ~ペガサスⅡ初飛行!~

「ペガサスⅡは飛んだんかい?!」
という反響が多かったので、執筆を急ぎます!^^;


F3A曲技機は全長2m、全幅2mと大き目。
「はたして私の車に乗るんかい?」
と思案していたら、ペガサスⅡを譲ってくれた仲間が「絶対乗るよ!」といった。


その自信あり気の言葉に聞き返すと「だってヤフオクの売主がクラウンで運んできたから」という明快な答が返ってきた。


そもそも車に乗るかどうかも確認もせずに買ってしまう私も私なのだが・・・。


という訳で、私のクラウンに乗せてみた。

助手席のシートを倒してもプロペラ当たってるし、スピンナも当たってる。


胴体を斜めに入れてみる。

ラダーは天井に当たってるし、エレベーターも後ろのシートに当たってる。
コンペティターの先生方に見つかったら説教されそう・・・。


飛行場に着いたからとりあえず組み立ててみた。

駆動用バッテリーのチェック、受信機・サーボ用バッテリーのチェック、送信機のモデルネームの確認と、やることはいろいろある。


飛行前に写真撮影。

「落とす前に撮る!」これ鉄則


新作機を持っていくと自然と仲間が集まってくる。


『えっ! 迷い人、F3A界にデビューするの?』
「この歳で、絶対しませんって」
『早く飛ばそうよ!』
「ちょっと待ってね、今、心の準備が」


今一度深呼吸をして心を落ち着かせる。


まずはプリフライトチェック
「エルロン、レフト、ニュートラル、ライト」
「エレベーター、アップ、ニュートラル、ダウン」
「ラダー、レフト、ニュートラル、ライト」
「パワー、オン、オフ」
恥ずかしいから小声でサーボとリンケージの動作をチェックする。


滑走路の風下の先端までタクシーさせてUターン、
ここで一旦停止させてから再びプレフライトチェックをする。


滑走路に他機は入って来ない。
もう一度吹き流しを確認して「離陸します!」とコールする。


「もし滑走路の中央まで行っても十分な速度が得られなかったら離陸を断念する」と自分に言い聞かせる。


スロットル20%で機体は動き出す。
スロットル50%で機体が直進しているのを確認したので、100%まで徐々に吹かす。


『V1(ブイワン)』前オーナーからコールが入る。
「Rotation(ローテーション)」


すると

ちょうど私の正面でペガサスⅡは思ったよりもあっさりと離陸した。


すぐにでもトリムを取りたい衝動にかられるが、安全高度に達するまで、ひたすら我慢


思ったほどトリムのズレは無く、拍子抜けするほど素直な飛びに驚く。


前オーナーから『そんなにパワー要らないよ!』とのアドバイスが入る。


気が付いたらフルパワーで飛ばしていたので、70%まで減速してからローパスに入れる。


ペガサスⅡの雄姿。

ローパスしたところを前オーナーに写真を撮ってもらった。


そしてペガサスⅡの感想
①スティックの動きに忠実に飛行する。
だから操縦者がミスるとそのとおり飛行する。
それは操縦者の心理状態まで正確にトレースするので、「今日は攻めてたね」とか「今日は守りの飛行だったね!」など、ギャラリーにバレバレ状態。


②そもそも機体が大きいので老眼気味の私には機体の姿勢が分かりやすい。


③ポーポイジング(着陸時にピョンピョン跳ねる)が起きにくいので、着陸がしやすい。


初飛行が終わってた翼を休めるペガサスⅡ

「よい飛びしてたじゃん!」と仲間から祝福を受ける。


最後に記念写真を(冬の写真だけど)


「F3Aの方々って、こんな持ち方するんだっけ?!」


という訳で、顔出しは勘弁ね!

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