私も令和3年産備蓄米を食べてみた!
政府が備蓄米を放出してから約5月が経った。
我が家も積極的に備蓄米を買いはしないが、市場調査の一環として一度は食べてみたいと思っていた。
しかしながら、迷い人地方では備蓄米は5Kg単位で売っていて、もし食べられなかったらどうしようと躊躇していた。
そんな時にブロガーのKen prettnerさんから「古古古米 食す」という記事が投稿された。
記事を読ませていただくと正に私と同じような考えから、セブンイレブンの備蓄米弁当を試食する内容だった。
私にとっては超弩ストライクな記事だったので、さっそく私も試食することにした。
これがその商品
「月夜のとろけるチーズソース ロコモコ丼」699円(税込み)
さすがセブンイレブン、ネーミングも価格もお洒落である。
蓋を取るとこんな感じ
お米と具材がセパレートになっている。
ラベルには「必ず温めてください」と書いてあったが、そう言われると"素"で食べてみたくなる。
ほんのひと口食べてみる・・・パサパサしていて味もそっけもない。
臭いはほんの少しするが、食べられない程ではない。
次に指定どおり、レンジで500W、3分30秒加熱する。
すると・・・
お米にツヤが出た! ご飯もふっくらしている。
銘柄米と比較するとやや味は落ちるが、それでも食べられない味ではない。
ご飯をほんの少し箸で取っただけなのにカップの底が見えた。
相変わらずである。
ご飯の上に温めた具をのせる。
ルーとチーズの強い香りで、お米の臭いは消し飛んだ。
ひと口食べてみる。
若者が好みそうな濃い味付けで、ご飯の味は消し飛んだ。
さて今回、比較対象としたお弁当はこれ!
ベイシアの「彩味鮨 海鮮丼と担々麺セット」594円(税込み)
梨とみそ汁は別途用意したもの。
ラベルに備蓄米とは標記していないので、銘柄米と思って良さそうだ。
今回は、あくまでお米の味の比較なので、具材のクオリティーやメニューの好みの問題は評価の対象としない。
結果
※古古古米といえども普通に食べられる。災害などの非常時には特に問題なく食べられる。
※銘柄米と比較すると、やはり味や香りで差が出る。
※お米にこだわりのある人には、この差は大きいかも知れない。
※丼もののように、ご飯の上に味の濃い具材を乗せたら、簡単に騙されてしまう。
※逆にご飯の"素材の味"を生かす料理の場合は、あからさまに差が出てしまうだろう。
という訳で、古古古米といえども、それ程ストレスなく食べられることを知ったことは良かったと思う。
妻は元農家出身なので、米の味にはうるさい。
そもそも『古古古米なんて食べたことがない』という。
昨今のお米の価格の高騰は、異常気象のせいか、転売ヤ―のせいなのか、はたまた流通経路で止めている人間がいるのか???
小泉大臣
総裁選でお忙しいとは思うが、早急に原因を究明して膿を出して欲しい。
頼んだぜ!