ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

63歳の時、突然仕事を辞めた。
年金が支給されるのが65歳だから、あと2年間再任用として働くことが出来たのに。


あの時、いささか衝動的だったかもしれないけど、なぜ辞めたのか自分なりに振り返ってみた。


理由その①
仕事がつまらなくなった。
現役時代は大変だったけどバリバリ仕事をしていた。
自分の部署をまとめたり、悩んでいる職員の話相手になったり。
仕事を進めるために外部団体に説明をしたり、お願いをしたり。
自分の人間性がものをいう業務だった。
だけど今は・・・。
毎日届け出を受けて、それを事務的に処理して、月末に統計を取る。
そんな単純作業の繰り返しだ。
長年の経験を活かせない。組織に貢献できていない・・・。


理由その②
健康寿命まで10年を切った。
厚生労働省の発表によると、男性の健康寿命は72.14歳で平均寿命は81.09歳だそうだ。
                                                                                                                      (2018年7月)
あくまで統計的な数値だけど、自分が元気で生きいきと過ごせる時間は、なんと10年を切っているという事に気がついた。
今更だけど、この10年間は大変貴重な時間だから、自分の思いどおり大切に使っていこうと思った。


理由その③
老後の貯金が確定した。
巷では、老後安心して暮らすには『年金+2000万円が必要』だと云われている。
でも、これはとても大雑把な数字で、あてにはならない。
なぜなら、人によって支給される年金の額は異なるし、第一、生活水準が人それぞれ違う。贅沢に暮らしている人もいれば、質素に暮らしている人もいる。「俺は中流だから、普通に暮らしているんだ!」と、思っている人もいる。


これについては別立てで書こうと思うが、自分なりに計算したところ、とりあえず『贅沢をしなければ暮らしていける程度の貯金』が出来ていることが分かった。


そんな訳で、人生の終末期(?)まで自由気ままに生きてみたいと思い、仕事人間から自由人に変身しました。


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