ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

好きです! 北海道 爆走3400Kmの旅⑥

台風により被害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
                          迷い人


さて、大好きな知床に後ろ髪を引かれる思いでサロマ湖に向かう。
知床も好きだけど、実はサロマ湖にもお気に入りの宿がある。


早朝、もう一度フレぺの滝を散策してからサロマ湖に向かう。
宇登呂からサロマ湖までは120Kmくらいしかないので、今日はゆとりを持って観光しながら走れる。

ここはオシンコシンの滝。
名前の由来は「川下にエゾ松が群生するところ」というらしい。写真を見てもらうと判ると思うが、滝の上の部分がふたつに分かれていることから「双美の滝」ともいう。

国道334号沿いにあるのでアクセスも良く、観光バスも止まる。

ここは、小清水原生花園のあたり。
広大な牧草地に馬が放し飼い(?)になっている。
牧歌的というのか、長閑だ・・・ただひたすら長閑としかいいようがない。
これに比べると、近所の動物園の馬が不憫でならない。

ここは網走監獄博物館。
映画「網走番外地」や「幸せの黄色いハンカチ」等で一躍有名になった網走刑務所だが、刑務所の前で写真を撮る観光客が増え、刑を終えて出所する人のプライバシーを守るために、別の場所に博物館が移設された。
博物館でも正門の前で記念写真を撮る観光客は後を絶たない。

網走監獄で脱走事件を起こした白鳥由栄。
「昭和の脱走王」と呼ばれたそうだが私は知らない。

ここがお目当ての民宿。何十年も前、私がライダーだった頃から利用している。
夕食はタラバガニ、ずわいガニ、花咲ガニ、毛ガニと、カニのオンパレード。加えて、海の幸のお造りやカニしゃぶ、ホタテやカキの蒸し焼き、いくらご飯、メロンなども出る。正直、書ききれない。さらに食べている途中でも色々な料理が出てくる。
彦摩呂さんなら「まるで、竜宮城の晩餐会や~」と言うかも?!(笑)


ここで私流の食べ方のコツを紹介する。
実は、食べきれなかったカニは冷凍して翌朝持たせてくれるシステムになっている。
よって、冷凍して持ち帰れないお造りや鍋物から先に食べると無駄がない。
読者の皆さんもこの宿を利用したら、周囲を見渡すと良い。
いきなりタラバガニからがっついている客がいたら、それは紛れもなく初心者だ。

翌朝、サロマ湖のワッカ原生花園を散策する。
サロマ湖は透き通っていて湖底が見える。そして何よりも広い。
まるで海のようだ。

オホーツク海が見たくて東屋に向かってひたすら歩く。この道を竜宮街道というそうだ。

東屋を越えたらいきなり海に出た。オホーツク海だ!
右手には知床半島が見える。そしてその先はロシアだ。
「いや~、最果てまで来てしまったなぁ。しかも自分の車で。自分の運転で。」
海を見ながら、何とも言えないくらい感慨深い気持ちになる。


ここまで来たら、ゴマちゃんに会いに行こう!
という訳で紋別に向かう。

これは紋別にあるガリンコ号。冬に流氷を砕きながら走る観光船だが、夏も動いていた。関係者に聞いてみたら釣り客を乗せていたそうだ。
この船は老朽化したので今年で終わり。来年からは最新型の砕氷船が登場するそうだ。

でもって、ゴマちゃん登場!
水の中を気持ち良さそうに泳いでいた。
ここのゴマフアザラシは餌やりの時に上がってくるので、普通の観光客にも触らしてもらえる。
ナデナデ! 
かわいいよ!(笑)

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