ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

受信機用バッテリーを比較する②

読者のみなさんへ
画面表示の問題から、お手数ですがPCで閲覧してください。


実験の内容は下記の4種類の受信機用バッテリーについて、その放電特性を10分ごとに計測したもの。


①かなり古いニッカドバッテリー 4セル600mAh
②ニッケル水素バッテリー 4セル2500mAh
③LiFeバッテリー 2セル2100mAh
④LiPoバッテリー 2セル2500mAh + レギュレーター


詳細については下記の記事を見て頂きたい。



測定結果は次のようになった。
          NiCD               NiMH           LiFe          LiPo+レギュレータ 
                                                                              入力側    出力側
00分  5.11V 1.7A    4.97V 1.6A    6.34V 2.1A    8.12V 1.9A   5.84V
10分  4.65V 1.5A    4.60V 1.5A    6.30V 2.1A    7.91V 1.9A   5.86V
20分  4.35V 1.4A    4.51V 1.5A    6.27V 2.1A    7.73V 1.9A   5.86V
30分  2.64V 0.8A    4.51V 1.5A    6.21V 2.1A    7.60V 1.9A   5.86V
40分        -              4.47V 1.5A    6.16V 2.1A    7.46V 1.9A   5.86V
50分        -              4.42V 1.4A    5.95V 1.9A    7.35V 1.9A   5.82V
60分        -              4.35V 1.4A    5.24V 1.7A    7.29V 1.9A   5.79V


この結果を見て読者のみなさんには自己責任で判断してもらいたい・・・。


と、ここで締めてしまうと
「あら? 迷い人、うっちゃりをかましたな?!
という事になってしまうので、迷い人の独断と偏見で評価していきます。


まぁ、私の言う事ですから、話半分で聞いてやってください(笑)。



〔ニッカド〕
放電開始から24分後に電圧がガタガタと落ちてフェードアウトしてしまった。
それでも古くて600mAhしかないニッカドが連続20分間4V以上をキープしたというのは大したものだと思う。
ただし、カドミウムは有毒物質であるのでニッカド電池の入手は難しい。ネットで探したところ、取り扱っている業者が1社あったが、コロナの影響か「中国からの入荷待ちで予定が立たない」とのこと。
もはや過去のデバイスなのか。


〔ニッケル水素〕
「今時ニッケル水素なんて使っている奴いねぇ~よ!」などと悪名高いバッテリーだったが、なんと連続60分以上電流を流しても4V以上の電圧をキープしてしまった。
また、実験の直前に「私、ずっとニッケル水素を使ってますけど、全く問題ありません。ガソリンエンジン機にも使ってます」という仲間も現れて、正直いって評価の出来ない程の混乱状態。


〔LiFe〕
定格が6.6Vなので「古いサーボはまれに焼ける」という話を聞いていたので心配していたが、放電開始直後にすぐに6.3~6.2Vあたりで安定した。
昔の乾電池時代は6Vだったから「ひょっとして直接繋いでも問題なさそう!」と希望の光が射した。
50分を過ぎたあたりから徐々に電圧が下がり始めたが、それまで2A以上流れていたのは大健闘。


〔LiPo+レギュレーター〕
2セル2500mAhのリポの力は強大。60分間負荷をかけ続けても電圧降下はほとんどなく、常に1.9Aの電流を流し続けた。
レギュレーターの出力側も5.8Vと安定している。レギュレーターの発熱も少なく、指で触ってもほんのり暖かい程度だった。



【結論】
あくまで、私の自己判断ですが・・・。


電子スイッチ+LiFe が最高!


という結果になりました。


LiPo+レギュレーターも良いのだけれど、付加装置(レギュレーター)が付くとコネクターの接触不良などトラブルが起こる要因が増える。また、レギュレーターが発生するノイズが受信機に与える影響が未知数なことなど、気持的に引っ掛かる部分が残る。



そんな訳で迷い人は


今後は電子スイッチ+LiFeで行くぜ!

キッパリ!

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