ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

昨年を振り返って

去年は元旦から能登半島で地震が起きた。


2日には羽田空港で海保機とJAL機が衝突した。

しょっぱなから激しい年の始まりだった。


その後、輪島市をはじめ能登半島周辺では、大雨による土砂災害をもろに受け、正に踏んだり蹴ったりの状況だ。


個人的には能登半島のことを考えたら、復興特別税をそのまま続けたらと思っていたら、なんと森林環境税に化けてしまった。

 

税金を賦課するには原因者負担の原則がある。

森林環境が悪化したというのなら、実際に森林を伐採した開発業者や太陽光発電事業者が、その伐採面積等に応じて支払うべきだ。

(あくまで個人的な意見です)

 

夏は記録的な酷暑が続き、ニュースでは「観測史上初」とか「危険な暑さ」とか「不要不急の外出は避けて」という言葉が飛び交った。

私は年金生活者だから、なるべく自宅にいればよいのだが、外で仕事をしている人たちは、さぞかし大変だろうと思った。

 

「闇バイト」いう名の強盗殺人事件が今も続いている。

格差社会(昔は貧富の差といった)が生まれると治安が悪くなるのは分かっていたが、強盗なんて銀行や貴金属店など、お金が集まる所を狙うものかと思っていたが、今は体力のない高齢者の住宅を狙っている。

まったく卑劣な行為としかいいようがない。

強盗の検挙率は95%以上、量刑は死刑または無期懲役だからやるもんじゃない。

警察と行政とハローワークが連携して、闇バイトに引っ掛かりそうな若者たちの相談窓口を構築し、若者向けのPRをして欲しいと切に願う。

 

オーバーツーリズム

日本国内、どこへ行っても外国人だらけ。落ち着いて観光なんてしていられない状況だった。

私が行った場所では宮島が酷くて、落ち着いて観光が出来なかった。


もともと宮島(厳島)は観光面積が狭く、宮島に渡る船のキャパにも限界が来ていた。

厳島神社も一方通行で、観光客はところてんを押し出すようにお参りをした。

海に浮かぶ鳥居をバックに記念写真を撮ろうとすると長蛇の列に並んで待たなければならない。

 

宿も食事も価格は軒並み高騰。


確か経済の授業で「価格は需要と供給で決まる」と教えられたが、正にそのとおりだった。


とどめは12月29日に起きたチェジュ航空機の事故。

最初の頃は不可解な事故だと思っていたが、徐々に事実関係が明らかになってくると致命的なミスが浮かび上がってきた。

 

正確な原因はフライトレコーダーの解析を待つしかないが、ただでさえ不安定な政府とチェジュ航空と務安国際空港が互いに責任の押し付け合いはやめて欲しい。

 

「鳥のせいだ!」なんて言っても遺族は納得しない。


以上、前期高齢者の戯言でした。

×

非ログインユーザーとして返信する