続・気ままなラジコン日記 ㉓ ~スホーイの製作③&フライト~
私が製作しているスホーイも、そろそろ完成が見えてきました。
CGマーカーを貼ります。

CGマーカーとは私が勝手につけた名前ですが、要するに主翼の重心位置にビニールテープを貼っただけのことです(笑)。
飛行機を逆さにしてCGマーカーの上に指を当てて、機種が下がるか或いは尾部が下がるかで重心位置が分かるという仕組みです。
次はプロペラの重量バランスを取ります。

最近のプロペラは精度が良いので、何もしなくてもバランスは取れている場合が多いです。
マフラーのネジ山にテフロンテープを巻きます。

これはマフラーの緩みを防止するためで、水道工事用のテフロンテープを使っています。
以前のクラブでは常識だったのですが、新しいクラブでは珍しがられました。
これってローカル・ルールなの?
だいぶ完成に近づきました。

黄色い矢印の部分がテフロンテープを巻いた個所です。
さて、20年前のENYAエンジン、果たして回るかどうか。

機体をフィールドに持って行きエンジン調整をします。
珍しいエンジンということで仲間が集まって来ます。
ENYAエンジンはプラグがプロペラの回転面に近い(赤矢印)ので、専用のアタッチメント(黄色矢印)を付けなければなりません。
また、専用の金属マウントが市販されていないので、OK模型製の金属マウント(青矢印)にアルミプレートを自分で加工します。
その辺りのわずらわしさからか、オーナーが減ってしまいました。
私がなぜ使っているかというと、キャブレターの構造がシンプルなので常に安定して回ってくれるからです。
この日も20年ぶりのエンジンが1発で掛かりました。
スロットルをハイにするとENYA特有の排気音と太いトルクを感じます。それでいてアイドリングは低く安定しています。
とりあえず写真を撮っておきます。

「墜とす前に撮れ!」 これ、ラジコン界の鉄則です。
飛行機ファンの方ならご存じですが、このスホーイ栃木県のツインリンクもてぎに来ています。

あの時のユルギス・カイリスの演技は今でも目に焼き付いています。
滑走路の先端まで機体をタキシングしていきます。
そこでUターンしたら、各舵の動作チェックです。
スロットルをゆっくりと上げ、機体が直進するようにラダーで調整します。
それからおもむろにフルスロットル!

離陸しました!
エンジンは若干オーバーパワー気味ですが、実機も同じなので"良し"とします。

1フライト目は無事に着陸といいたいのですが、翼端を草に引っかけて小破。
修理して翌週またフライトを試みました。
2フライト目もきれいに離陸して90度旋回をした後、ノーコン(No Control)になってしまいました。
スロットル、エルロン、エレベーター、ラダー、全ての舵が効きません。
機体は無残にも数秒で川に墜ち、会長さんが船で回収してくれました。
(S会長、その節はありがとうございました)
ただ、困ったことに原因が不明なんです。
原因が分かれば改善策が浮かぶのですが、その原因が掴めません。
4舵がいきなり操縦不能に陥るということは電源関係だと思うのですが、バッテリーは比較的新しいLiFe2100mAh、もちろん満充電です。
コネクターも外れないようにロックをつけておきました。
スイッチも接触不良を起こさない電子スイッチです。
原因が分からないということは、今後製作する機体にも不安を感じてしまいます。
1週間・・・2週間、ずっと墜落の原因を考えていました。
そして、ついに閃きました!
あの受信機は、たしか3年前にノーコンで墜とした機体の物かも知れない・・・。
墜落した受信機は「×」をつけて使わないようにしようと思ったのですが、貧乏人根性とでもいいますか、部屋に置いておいた後、どれか分からなくなり、気がついたら使っていたのかもしれません。
いや~参りました!
今度から、怪しい受信機はハンマーで叩き割ることにします。
それから、これから作る機体には国産の純正受信機を採用することにしました。
機体の価格もそうですが、制作する労力と時間を考えると「安物買いの銭失い」だったのかも知れません。
どうやら高い授業料につきました。
それではまた!