ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

あなたは新車派? それとも中古車派?

私は一度だけ新車を購入したことがあるが、中古車派になった決定的なエピソードをご紹介したい。


それは27歳の時だった。
当時は清水の舞台から飛び降りる思いでトヨタのソアラを購入した。
新車を両親に見せるため、実家の玄関に停めてしばらく談笑した後、車に戻ったら左のフロントフェンダーからドア、リアフェンダーにかけてコインで傷がつけられていた。その間わずか10分・・・。


それから2週間後、ソアラを洗車していたら、ドアに数か所の傷を発見した。たぶんスーパーで隣に駐車した車のドアがぶつかったんだと思う。


それから車を駐車する場所や長時間駐車する時は車のことが気になって仕方がなかった。
車は楽しむための道具なのに、なんでこんなに気を使うのだろうとほとほと嫌気が差してしまい、「新車は今回限りにしよう」と心に誓った。


これが若い頃に新車で購入したソアラ。

キャッチコピーは「未体験ゾーン!」
あの頃の日本車は勢いがあったなぁ(笑)。



他の理由としては
1 車は一瞬にして鉄クズになる
トラックに追突されたり、対向車がセンターラインを越えて私の車に正面衝突したりと、愛車が一瞬にして全損した事故を何度か経験している。
相手の車が任意保険に加入してなかったり、そもそも車検が切れていたなんてこともザラだった。
そういう人に限って借家住まいだったり預貯金が無くて、裁判で争っても差し押さえ出来る資産が無く、泣き寝入りになることが多い。
世の中には「無い袖は振れない」を地でいっている人がいかに多いことか・・・。


2 車は償却率が高い
車を新車で購入しても、だいたい3年で50%減価償却し、法令によると6年で残存価値がなくなる。(特殊な車を除く)
だから6年以上経った車は、例え裁判で勝訴しても差し押さえはしない。

中古車市場を見ても、だいたい5年落ちの車は新車の1/2の価格で売られている。
その後も10年は乗れる訳だから、多少傷がついても目くじら立てずにいられる車を安い費用で買って気楽に乗った方が良いではないか。



そんな訳で、私は筋金入りの中古車派になった(笑)。


まぁ、そんなことはどうでもいい話なので、ここで新車派と中古車派で議論する気は更々ない。


何故ならば、新車派の人に大いに新車を買っていただいて、3~5年で手放してくれないと中古車市場が成り立たないからだ。

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