ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

カナダに行ってきた! ⑦~バンクーバー~

私たちは雄大なカナディアンロッキーの景色に後ろ髪を引かれながら、バンフの街を後にした。


最後の目的地はバンクーバーだ。
バンクーバー国際空港は成田までの直行便があるので、ここにカナダ最後の宿を確保し、時間調整をしながら帰りの便につなぐツアーが多い。


まずは地図を見ながらバンクーバーの位置関係を把握する。

左上の青い丸がスタンレーパーク、真ん中の赤い丸がグランビルアイランドで、この2か所が最後の観光地となる。


ちなみに、左下の黄色い丸がバンクーバー国際空港なので、ホテルに泊まった翌朝には、サクッと空港まで送られて日本に向かうという仕組みだ。


ではまず、バンクーバー最初の観光地はグランビルアイランドから

南北に掛るグランビルストリートブリッジの下に、以前、工業地帯だった場所にレストラン、お土産屋などを誘致して再開発に至った。


40年前、私がバンクーバーに来たときにはグランビルアイランドなんて存在しなかったから、道理で聞き慣れない名前だなぁと思った。


これがそのグランビルストリートブリッジ

フォールス川には多くのヨットが係留され、お洒落な街並が広がる。
日本でいうと横浜か神戸あたりか。


工業地帯のなごりか、セメント工場が残っていた。

セメントの貯蔵庫には楽しい絵が描かれていた。
一見、面白いなぁと思うのだが、注意して見るとシャツのシワとか影の部分まで克明に描かれている(遊び心あるカナダ人)。


ここでアクシデントが発生!

バスを降りる際、最後のステップと地面の間の高低差(赤矢印の部分)があって、不覚にも転んでしまった。


それまでは中型バスだったので、高低差も気にならなかったのだが、最終日に限って何故か大型バスに変わっていた。


ダメージは左足を強く打ち、右足と右手に擦過傷、おまけに手に持っていたカメラで口の中を切るという情けない状態になった。


グランビルアイランドは生鮮食料品市場とフードコートが一緒になったような所。日本でいうと豊洲市場とアメ横を足して2で割ったような感じだ。


元々人混みの中が好きではない私は、ケガもして最悪な雰囲気の観光となってしまった。


フードコートは大変混んでいて、どこの店も長蛇の列。
それでも気を取り直して列に並び、人気店A La Modeラムチャウダーポットパイとアイスコーヒーを注文した。


私が列に並んでいる間に、妻は空いているテーブルと椅子を確保しようとしたが、混んでいてどこも取れない。


仕方がないので、中国人と競い合いながら屋外のテーブルと椅子をなんとか2人分確保した。

私が屋外を嫌うのは、カモメが背中から体当たりして人間の食べ物を落とさせ、それを狙って食べるからだ。
カモメは度落とした食べ物は人間は食べないことを知っているのだ。


そればかりではない。
カモメは上空から爆弾(糞)を落とすので、食べていても気が気ではない。


写真では美味しそうに食べているが、心中は穏やかではないのだ。
雄大なカナディアンロッキーが恋しい。


お次はスタンレーパーク


ここは40年前に来たときの印象が良かったので、期待して行ったのだが見事に裏切られた。


以前来たときにも見たトーテムポール

壊れた個所も修理してないし、草刈りをしていないので雑草が生え放題。


ビルが増えたのは致し方ないが、海も海岸も汚れていた。

そんな訳で、カナディアンロッキーが素晴らし過ぎた反面、バンクーバーの人混みが私には受け入れられなかった。


さてさて、賢明な読者の皆様は「ところで、迷い人のケガの具合はどうなったんだ?」と、心配していただいた方もいると思う。


実は、その後、とんでもないアクシデントが勃発した。


今となれば大変貴重な経験だったと言えるが、旅先では大変なアクシデントだったので、その詳細は次回書こうと思う。


TO BE CONTINUE !!

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