藤の花を見てきたよ!
少し時間が過ぎてしまったが、藤の花を見に銚子の妙福寺に行った時の話を。
地球温暖化の影響か、弘前城(青森県)の桜も、ひたちなか公園(茨城県)のネモフィラも、今年の開花は早過ぎているらしい。
我が家は毎年の慣例で、GWには銚子の妙福寺の藤の花を見に行くのだが、今年は早めに見に行くことにした。
〔4月18日(火) 〕
自宅から片道約55Km、日帰りドライブには丁度よい距離だ。
飯岡刑部岬展望台で小休止。ここまでは妻の運転だ。
妻は今年の3月で退職したため、車を運転する機会がめっきり減った。
運転技術が低下しないように、心を鬼にして運転してもらう。
助手席に乗っている私は、まるで教習所の教官のよう?!
刑部岬から飯岡漁港を眺める。
2011年3月11日の東日本大震災の時には、ここまで津波が押し寄せた。
「あしたのジョー」の矢吹丈と力石徹の像があった。
ここはちばてつやが育った町だそうだ。
何故か2人とも海を見ていて向かい合ってはいない。
ここからは私の運転に変わる。
午前10時頃、妙福寺に着いた。
年に一度しか来ないのだが、懐かしさを感じる。
藤の花は予想どおり既に満開で、GWまで待っていたら花が枯れてしまいそうだ。
良い時期に来た!
寺に入ってすぐの左手にある藤棚。
きれいに手入れが行き届いている。
まるで滝の水ように花が降ってくる感じだ。
花を拡大してみる。
蛍のような可憐な花びらだ。
事務所の前にもきれいに藤棚が整備されている。
ここの藤は「臥龍(がりゅう)の藤」といって、京都御所内に植えてあった藤を船で運んで移植したもの。
七百五十余年の古木だそうだ。
藤を堪能したら、少し早めに食事に向かう。
事前にネットで地元民が行く店をいくつか調べておいたが・・・。
「浜めし」定休日、「雅」定休日、「ヤマタくん」休み・・・火曜日は休みの店が多い。
外川港まで来て、やっと「いたこ丸」が営業していた。
店はこんな感じ。
人気店なのか、店の外までイスが並んでいる。
店は外川漁港の目の前にある。
これなら新鮮で美味しい海の幸が期待出来そう!
私は刺身・てんぷら定食を頼んだ。
漁港だからざっくりとした漁師飯が出てくるかと思いきや、とても洗練された盛り付けだった。
下の方に見える白身魚の天ぷらが、肉厚で美味しかった。
こちらは妻が頼んだ金目の煮つけ定食。
金目が意外と大きくて肉厚で迫力満点だ。
さっぱりとした白身に甘いタレが舌の上でからまる。
絶品だ!
私も正直なところ、こちらを頼めば良かったと思えるほどだった。
美味しい食事を堪能した後、小雨が降ってきたので帰路に着くことにした。
綺麗な藤の花を見られ、美味しい食事も出来て、妻の運転の練習にもなって、今日は充実した一日だった。
〔参考〕
「いたこ丸」千葉県銚子市外川町1-10875 TEL 0479-22-7199
注文したメニュー
(上) 定食 1700円 刺身+日替わり(天ぷら)
煮魚定食 2500円 (金目の煮つけ)