ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

思い出のバイク⑥ ZZ-R1100D1

大型自動二輪の限定解除に合格して購入したバイクがこれ!

カワサキのZZ-R1100D1だ。(購入したバイクは色違い)


それまではずっと中古車を購入していたが、このZZ-R1100だけは何故か新車で購入した。
それだけ大型バイクに対して特別な思いがあったのかも知れない。


Cタイプはエアインテークがひとつで、それも中心からズレて配置してあったので、バイク好きからは「ひょっとこ」などと揶揄されていたが、このDタイプになってからはエアインテークがふたつになった。


当時750cc以上のバイクは国内販売していなかったので、1100ccのバイクとなると、一旦輸出してから逆輸入するという面倒臭い方式をとった。
私のバイクも一旦ヨーロッパに輸出されてから日本に戻って来たそうだが本当なのか。
まさか東京湾をぐるっと一周して・・・いやいやいや、それ以上はいうまい。


このバイクは雑誌などで「市販車最速!」と紹介されていたため、発売当初サービスエリアなどに停めると、よく黒山の人だかりになった。
普通は、このような状況になると嬉しくて自慢したくなるのだろうが、私の場合は限定解除したてだったので、立ちゴケしないよう必死の形相でバイクにまたがった。


ZZ-R1100はツアラーなのでウインドプロテクションが高く、高速道路を長時間走っていても疲れにくい。また、燃料タンクも大きく燃費も良いので北海道のようにガソリンスタンドが少ない地方に行っても安心して走れる。


私の住む千葉県から上高地(昔は上高地に車で入れた)まで無給油で行って帰って来た。


勿論ZZ-R1100のパワーは強大なのだが、トルクが太いので扱いやすく、北海道の美幌峠や乗鞍高原の畳平(こちらも昔は車で入れた)までも、何のストレスも無く走り切った。


ZZ-R1100という武器を得た私は、これを駆使して北海道ツーリングをするようになった。


北海道の最北端、宗谷岬で記念写真を撮る。

途中、雨が降ってドロドロとなったバイクと私。
顔を出したくないのでボカシを入れたら、なんだか卑猥な感じになった(笑)。


道内から見た利尻島。

今でも忘れられない思い出だ。


北海道は広いので、あそこもここもとコースを欲張ると移動だけで終わってしまう。
そこで私は、道南、道央、道東、道北、利尻・礼文島と北海道を5つのブロックに分けてツーリングをした。
これを2巡したので、かれこれ10回以上は北海道ツーリングをしたことになる。


また気が向いたら、北海道ツーリングについてブログでご紹介していこうと思う。

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