ポンコツ号を修理する!
先日、ポンコツ号ジローを飛ばしていたら空中で水平尾翼のフィルムが剥がれた。
確かに兆候はあった。
クラブのFIさんがフィルムの端が剥がれているのを見つけ
「これ、そのままにしておくと飛行中にバリッて剥がれるよ!」
と忠告してくれていたのだ。
そして、その予想は見事に的中し、クラブ員の見ている前でバリッと剥がれた。
機体は無事に着陸したのだが、惨憺たる形相だ。
まぁ、バルサ材に燃料さえ染みていなければ直すのは簡単なんだけどね。
外は雨だし、やることは無いしで重い腰を上げて修理することにした。
機体に残った燃料をよく拭き取ってホーンを外す。
面倒くさいなぁ~。
垂直尾翼と水平尾翼をカッターで切り離す。
多少凸凹になっても、また接着し直すんだから問題なし!
水平尾翼に合わせてフィルムをカットする。
このフィルムも古いからなぁ。
一応ちゃんと角の処理をする。
この辺はA型らしいかも。
アイロンを使ってフィルムを折り込んでいく。
フィルムが古いので顔料がにじみ出てきた。
垂直尾翼にも小さな亀裂があったが、こちらは文字を貼って埋める。
適当にレタリングをして左右2枚いっしょにカット。
やっぱポンコツ号だから「P」でしょ。
ちなみにカッティングシートはジョイフル本田のメーター売りの物。
ついでに窓枠のフィルムも剥がれかけていたから貼り直す。
機体にトレーシングペーパーを貼って、窓枠のディテールをトレースする。
こちらは左右対称だから、左右のフィルムを裏表にしていっしょにカット。
エンジンの位置に近いから燃料が染みていなければいいんだけどね。
エポキシ系接着剤を使って水平尾翼と垂直尾翼を胴体に接着する。
位置が決まったらマチ針で仮止めして、一晩待つのだぞっと!
翌日になったて、接着剤が固まったのを確認してリンケージをし直した。
おおっ!
いい感じかも?!
はい!
完成しました。
ちなみに、このポンコツ号はフタバ製作所のオリジナルではなく、その後HIROBOから発売されたものです。
今流行りのARF機ではなく、バルサキットから製作した機体。
愛着が湧いていたので修理してみました。
厚生労働省の調べによると日本人男性の健康寿命は71.19年という。
この機体も後10年は飛ばせる状態になったけど、肝心の私の身体の方が後10年持つかという問題もあるなぁ・・・。