ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

続・気ままなラジコン日記④ ~カルマートEPのモーター交換②~

前回の続きです。


部屋の隅で忘れられていた木片を使って15mm厚のマウントスペーサーを作ったので、今回はそれを胴枠に接着する。


文字で書けば簡単なのだが、いざ、始めてみると厄介なことが起こる。


新しいモーターマウントに合わせて穴を開け直すのだが、ツメ付ナットが邪魔をしている。

キャップスクリューをツメ付ナットにねじ込んで、金づちで叩いてはずす。
この時、「ガンガン、パリッ!」と激しい音がするので、この作業はオーナーには見せられない(笑)。


無事にツメ付ナットが取れた。

残ったエポキシ系接着剤やベニヤの跡はむしり取って再利用する(笑)。


エポキシ系接着剤を使って木片スペーサーを胴枠に接着する。

スペーサーがズレるとモーターのダウンスラストやサイドスラストに影響を及ぼすから、はやる気持ちを押さえて、接着剤が完全に硬化してから次の作業を行う。


次は、新しいモーターのマウント穴を開けるのだが、ロングドリルがないとドリルが胴体に当たって真っ直ぐな穴が開かない。


幸い、3.5mmのロングドリルを持ち合わせていたので、これをグリグリ回して4.5mmの穴を開けた。


次はアンプのコネクターを交換するため、再びアンプをバラす。

なにせ、このモーターFC5055-6Tはこの機体に対して少々オーバースペックなので、コネクターも大きい。


アンプのコネクターを交換する。

古いコネクターをカットして、あらかじめ新しいコネクターとリード線を半田メッキをしておいてから半田付けをする。


ヒートシングが露出する穴のフィルムが剥がれ掛かっていたので、その上から額縁状にフィルムを貼る。

まずはアルコールを湿したティッシュペーパーでよく拭き、剥がれかけたフィルムをアイロンで貼り直し、その上から胴体と同色のフィルムを貼った。


穴の部分を写真のようにカットしたら、アイロンの熱で内側に折り込む。


使われていたサンドワッシャ(滑り止め)が貧弱だったので、レザーワッシャを作り直す。

皮は、DIY店で売っていた処分品だ。


出来た!

ポンチはRCエア・ワールド誌(現在、休刊)で知り合ったモデラーさんから勧められて購入したもの。
意外と便利!


モーターシャフトも5mから6mmに変わったので、プロペラの穴をリーマーで広げる。

意外とやる事はあるものだ。


一晩おいて、エポキシ系接着剤が完全に硬化したのを見計らって、組付けてみた。

モーターのシャフトが太くて短くなったので安定感がある。


こちらは裏面。

プロペラもスピンナーも所詮は回転体。
いくらバランスを取っても完全に振動を取り切れるものではない。


発生した振動はテコの原理でモーターに伝わるから、シャフトは必要最短が良いに越したことはない。


アンプのヒートシングの周辺もいい感じになった(自画自賛)。


ついに完成!
MISSION COMPLETE !
ここまでトータルで休み休み2日間の作業。
まぁ、こんなもんでしょう!^^


ここのところ天気が悪くて飛行場に行けないが、どんな飛びをするのか楽しみだ!

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