洗面台を交換する①
最近、洗面台の下の棚から水が漏れるようになった。
下の方をのぞき込むとシャワー栓のフレキホースから水が浸み出ている。
最初はシャワー栓だけ交換しようかと思ったが、蛇口も周辺もかなり老朽化しているので思い切って全部取り換えることにした。
現存の洗面台の寸法を測り、新しい洗面台をネットで探す。
妻のリクエストで鏡は三面、収納は片方が引き戸でもう一方は開き戸が良いとのこと。
私は全面真っ白ではなく、扉は木目調を希望した。
ネットで調べると洗面台の価格は約5万2千円、基本工事価格は4~5万円。
本体価格に比べると工事費用が割高なので、自分で工事することにした。
工事期間中は2階の洗面台を使うことにして、床にはブルーシートを敷いて工具を揃える。
まずは上部鏡面台から撤去する。
割れるとイケナイので鏡や照明器具は事前に外しておいた。
鏡面台は4本のビスで固定されているので、ペンチで隠し蓋を外したらドライバーでネジを外す。
電気関連の配線は+-のリード線をニッパーで同時に切るとショートしてしまうので、片方ずつ切って先端にビニールテープを巻く。
鏡面台の裏にある電源コードをゆっくりと引き寄せると壁の中から電源ソケットが出てきた。
これを壁の中に落としてしまうと厄介なので、長さに余裕が無い場合は、ガムテープなどで壁に固定しておくと良い。
次は水道管の元栓を閉める。
ところが我が家の止水栓は3つあって、駐車場の止水栓の蓋がどうしても開かない。
もはやこれまでか~。
とりあえず洗面台の下の止水栓は閉まったので工事を続行する。
洗面台の下にバケツと雑巾を用意して、慣れないジョイントを恐るおそる外す。
この時、お湯側の水は止まったが、水側の水(?)は止まっていなかった。
つまり、駐車場の止水栓は水側だということが分かった。
シャワー栓のジョイントも試行錯誤で外す。
何しろこんな工事はやったこと無いし、ジョイントもメーカーごとに年式ごとに違うから不安だらけだ。
ましてや止水栓が閉まらないという不安要素が重なって、テンション爆下がり。
次は排水管を外す。
「ゴキブリやネズミの死骸が出てくるかも知れないから生ごみの袋を用意しといて!」といったら、妻が悲鳴を上げていた(笑)。
古い洗面台を無事に撤去。
私が古い洗面台を物置にしまっている間、妻はマイペットで掃除をする。
久々の連携プレー(笑)。
新しい洗面台が届いた。
これがまた送料が無料だから仕方がないのだが、
〇メーカー直送
〇お届日は販売店が決める
〇お届け時間の指定は出来ない
〇お届けは玄関の前まで
〇お届けは運転手ひとりなのでお客様の手伝いを要す
というしろもの。
運転手さんに愛想良くしてテキパキと荷下ろしを手伝ったら、玄関の廊下まで運んでくれた。
ラッキー!
はやる気持ちを抑えて組立説明書を読む。
説明書は文章に絵を交えて分かりやすく書かれているが、壁に当たる部分など自分で加工しなければならない作業も出てくる。
奥行き1cm、高さ6cmの溝を切る。
パーティクルボードなのでノコギリがあれば切れるのだけれども、新品未使用の洗面台を切るのはいささか勇気がいる。
次は温水と真水の出口にジョイントを取付ける。
水漏れを防止するためにネジ山部分に防水テープを巻く。(写真は失敗例)
調べてみると
〇古いテープや汚れをきれいに拭きとり、水分も乾かす。
〇テープは時計回りに8回巻く。
〇ねじ込み過ぎて戻す場合は最初からやり直す。
と、意外と厳密な作業を要する。
私は3回もやり直した。
水道屋さんの知識と経験、恐るべし!
水道回り、やっと完成!
なんか古い洗面台よりきれいに配管出来た。
もう止水栓の蓋が開かなかったことなんか、すっかり忘れて有頂天!
ここで1日目は終了。
若い頃だったらガンガン行けただろうが、前期高齢者となった私はもう限界。
肩と腰と太股が痛い。
熱い風呂に入って、早目に寝ることにする。
TO BE CONTINUED !