私が出会った添乗員①
パッケージツアーの旅の印象は、旅行会社の添乗員によって大きく変わります。
私もJTB、H.I.S、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム、阪急交通社、読売旅行・・・などなど多くの旅行会社を利用してきましたが、それぞれに社風があり、添乗員にも個性があります。

ちなみに添乗員の仕事は旅の進行管理なので、私はガイドのスキルは気にしていません。 (ノートを棒読みしていてもかまいません)
あまり残念な添乗員の話はしたくないので、今日は優秀な添乗員Nさんについてお話します。
立山黒部アルペンルートの旅に参加した私たちは、集合場所の東京駅ではなく、上野駅からの途中乗車でした。
事前に添乗員さんから聞いていた車両に乗り込んだら、ドアの通路に立っていて
「迷い人さんですね、今日はよろしくお願いします!」と出迎えてくれました。
私のことを”迷い人”だとよく分かったな"と感心したと共に、そのていねいなお出迎えに感動してしまいました。
(まるでVIP待遇です)
私たちの席には、既に資料が置いてありました。
最近は外国人観光客が指定席にも拘わらず、勝手に座っていたり、スーツケースを置いていることがあるので、これはとても良い事です!
席についてしばらくすると、Nさんは「お帰りの駅はどちらですか?」と聞き始めました。
実は、団体旅行の場合は乗車券は1枚で、添乗員が持っています。
帰りは別々になるので、途中下車する参加者は、添乗員が代わって車掌から「乗車証明書」をもらいます。
観光地に着いてバラバラになる前に、または揺れるバスの中で確認するよりも良い訳ですから、早目の仕事ぶりが好印象でした。
ご承知のとおり立山黒部アルペンルートは、電気バス⇒ケーブルカー⇒ロープウエイなどを乗り継いで行きますから、何度も集合、解散を繰り返します。

他のツアー団体も来ていますから、添乗員は自分のツアーの参加者に聞こえるように大きな声を出します。
普通、大きな声を出すときびしい口調になってしまうのですが、Nさんは違いました。
Nさんは優しい口調でそのままに大きな声が出せる人でした。
これにはびっくりです!
私は黒部ダムで、恥ずかしながらトレッキングシューズのソールが左右とも剥がれてしまいました。
とりあえずホテルまで行って、ホテルの従業員に相談したら、靴卸売センターまで行くタクシーを手配してくれました。
翌朝、Nさんは「迷い人さん、昨日は大変でしたね!」と、労いの声を掛けてくれました。
私は、“あれ? 何で知ってるんだろう? ホテルのスタッフから聞いたのかな?”と思いました。
それからも、彼女の気配りは続きました。
旅が終わる頃、大宮駅で降りる参加者にも、上野駅で降りる参加者にも、出口のドア付近で、一人ひとりにていねいに挨拶をしてお見送りをしていました。
阪急交通社のNさん、お元気ですか?

機会があればまた、一緒に旅をしたいです!
続く !
TO BE CONTINUED !