行ったぜ! 五島列島・軍艦島④ (中通島・頭ヶ島)
福江島(下五島)を観光した後、私たちは中通島(上五島)に向かいました。
中通島(なかどおりじま)の奈良尾(ならお)港から観光バスに乗ると、僅か5分足らずで奈良尾神社に着きました。
ここが奈良尾神社です。

何か有名なパワースポットらしいです。
ここのアコウ樹は国の天然記念物に指定されています。

根元が二股になっていて、その間を人が通れます。
枝の広がり方といい、つたの絡まり方といい、鹿児島で見たガジュマルの木に似ています。
熱帯樹林とでもいいますか、みな似たような繁殖のし方をするのでしょうか。
狛犬と遊んでいるように見えますが。

何をやっているのかというと、狛犬の口の中にある玉を転がすと良い事があるそうです。
私もやってみたのですが、口の中に球体の石が針金のようなもので吊り下げられていて、それを触ると回転するしくみになっていました。
なんだか冷めた物の見方ですみません。
こちらは海童(かいどう)神社です。

車窓からあわてて撮りました(しかも私たちの席の反対側)。
白い角のようなものは、クジラのアゴの骨だそうです。
保存が効くように骨の上からグラスファイバーでコーティングし、白く塗装してあるそうです。
鯨といえば日本人にとって貴重な食糧ですから、このように感謝の意味を込めて祀っているようです。
さてバスは橋を通って頭ヶ島(かしらがしま)に渡ります。
車窓から頭ヶ島天主堂が見えます(赤矢印)。

キリスト教は幕府から迫害されていましたから、なるべく集落から目立たない場所に建てられたそうです。
頭が島天主堂の入り口に着きました。

看板に世界遺産の表示があります。
こちらが頭ヶ島天主堂の正面です。

雨風で摩耗している部分もありましたが、なかなか堅牢な石造りの教会でした。
入り口で靴を脱いだら用意されたスリッパに履き替えます。
中では帽子を脱ぎます。もちろん写真撮影は禁止です。
奥の方にマリア像がありました。

福江島の井持浦教会ルルドとマリア像の位置関係によく似ています。
斜め後方から見た頭が島天主堂です。

このアングルからの写真が撮りたくて、観光客がいなくなるのを待ちました。
私たちが利用した観光バスです。

なんでこんな写真を撮ったかというと・・・。
「上五島から世界遺産」の文字が気になったからです。
普通だったら「五島列島から世界遺産」だと思うのですが。
地元民からしたら"オラが村に"というようなこだわり(意気込み?)があるのかも知れません。
こちらは祈りの龍馬像です。

亀山社中の専用船「ワイル・ウエフ号」が上五島町潮合崎沖で転覆し、多くの龍馬の同志が水死したのを聞き、龍馬は現地を訪れて墓を建てたのだそうです。
次は蛤浜(はまぐりはま)です。

この日も天気が良くなかったので、透き通った海水とは程遠いです。
妻が砂浜を観察しています。

「あっ、カニがいた!」
「高浜ビーチの砂とは違う!」
とかいってます。
確かに高浜ビーチのさらっとした砂に比べると、こちらはダマになっていました。
さて、お昼の時間になりました。

五島うどんと海鮮丼です。
五島うどんは麺を干すとき、麺同士がくっつかないように椿油を塗るそうです。
そのせいか確かに食べるとのどごしがツルツルしています。
お味は素朴な味でした。
五島うどんが「日本三大うどん」のひとつだといわれると"ふ~ん"という印象でした。
※あくまで個人的な感想です。
いよいよ帰りの時が来ました。

この高速船に乗って長崎に着いたら、飛行機に乗って羽田に戻ります。
終わってしまえば、あっという間の3日間の旅でした。
軍艦島は確かに日本の産業の発展に貢献しましたが、エネルギーが石炭から石油に変わって閉山に追い込まれ、やがて廃墟化した様を目の前で見ると「つわものどもが夢の跡」という印象でした。
また、井持浦教会ルルドや頭が島天主堂を見学させてもらいましたが、キリスト教の信者でもないのに、観光客気分で教会の内に入ったり、教会をバックに記念写真を撮ったりしている自分にいささかの疑問を感じていました。
まぁ、これを機に"潜伏キリシタンの迫害の歴史について少しでも理解を深めなさい"という事なのでしょう。
施設を開放してくださった関係者のみなさんにお礼を申し上げます。
おしまい!