ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

山陰・山陽の旅② ~平和記念公園~

厳島神社に参拝した後、私たちは宮島から平和記念公園に向かいました。

 

平和の時計台の前で添乗員さんの許可を得て自由散策をします。

 

そのために事前に用意してきた地図がこれ 

下の方に映っている方は、みなさんご存じのオバマさんです。

 

まずは原爆ドーム(広島県産業奨励館)です。 

このアングルから見た原爆ドームは教科書などで見慣れていると思います。

 もはや原型をとどめるが難しく、ところどころ補修されています。

 

本来はこのような建物でした。 

今、あらためて写真を見ると、なかなか立派な洋館だったんですね。

 

私が団体行動を離脱して自由散策を選んだ理由のひとつは、原爆ドームの裏側を妻にも見てもらいたかったからです。 

見てください!

表側と違って、がれきが散乱しています。

まるでウクライナかイスラエルのガザ地区の戦場を見ているようです。

 

妻も私も涙をこらえるのが精いっぱいです。

 

あれから80年近く経ったとはいえ、悲しいかなこれが戦場であり、これが現実なのです。

 

原爆ドームの裏側に来ました。 

補修はしていますが、レンガ造りの壁が今にも倒れそうです。

危険なので周囲は柵で囲まれ、中には入れないようになっています。

 

こちらが原爆供養塔です。 

原爆投下によって亡くなり、引き取り手のない遺骨約7万柱を供養しています。

 

私たちも動揺した心を落ち着かせ、手を合わせました。

 

原爆の子の像です。 

像のモデルになった佐々木禎子さんは、原爆による白血病で亡くなられています。
この像は同級生が始めた募金活動により設立されました。

 

全国の子ども達が作った多くの折り鶴が展示されています。

 外国人の方も見入っていました。

 

平和の灯です。 

後方に平和の池、原爆死没者慰霊碑、平和記念資料館が見えます。

 

こちらが原爆死没者慰霊碑です。 

毎年8月6日には広島平和記念式典が行われ、みなさんもTVの中継などで見覚えがあると思います。

 

原爆死没者慰霊碑の前で記念写真を撮ってみました。 

この慰霊碑と平和の池と平和の灯と原爆ドームは、ちょうど一直線に並ぶように設計されています。 

偶然でしょうか、私たちが手を合わせていたら、慰霊碑の上に鳩が止まりました。

 

今回、私たちが行きたかったけれど行けなかった場所があります。

それは原子爆弾の爆心地です。 

そこには爆心地説明の碑があり、原爆が投下された昭和20年8月6日の様子が詳しく書かれています。

(写真はネットから活用させていただきました)

 

残念ながら私のリサーチ不足と時間の関係で、今回は行けませんでした。

 

こちらが原爆投下直後の島医院です。 

玄関の門だけが辛うじて残っています。

 どこの神社でしょうか、右手に鳥居が見えます。

 

平和記念資料館にも行きたかったのですが、時間の関係で行けませんでした。

 ですので、次回は爆心地と平和記念資料館は必ず行きたいと思います。

 

さて、夕飯の時間がやってきました!

(迷い人! 立ち直り早くね? といわれそうですが・・・)

 

今回は広島風お好み焼きをいただけるということで、「お好み村」までやってきました。 

ここは外国人の観光客にも有名で非常に混んでました。

 

しかし、阪急交通社のご尽力により44名のツアー参加者を各店舗に振り分け、私たちが席に着くと同時にお好み焼きが焼きあがるという絶妙なタイミングでセッティングをしてくれました。


添乗員さん、ありがとう!

 

こちらが広島風お好み焼きです。 

中身は焼きそばと豚肉とイカを薄くプレスして揚げた珍味(?)が確認出来ました。

ソースは甘口と辛口の2種類用意されていましたが、焼きそばや中の具材を味わいたかったので、最小限としました。

ネギのシャキシャキ感がたまらなかったです。


量が多くて食べ切れなかったので、残りはホテルに持ち帰りとさせていただきました!

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