ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

SLICKの修理⑥

水平尾翼の修理の目途が立ったので、今度は胴体の修理をする。


これがまた・・・フィルムが貼ってあるから中が良く分からないんだけど、恐ろしくて見たくもない。


それでも重い腰を上げてフィルムをカットする部分をマーカーペンで書き込む。

ん~なんか外科手術みたい。


フィルムを丁寧に剥がしていくと・・・。

想像以上に胴体の構造物が壊れていた。



胴体側板の厚さを測ってみた。

なんと1.5mm厚のベニヤ板。
今一度説明書を確認したところ、この機体はガソリンエンジン仕様。
ガソリン機の胴体側板が1.5mm厚ベニヤとは・・・電動機でも怖いな。



胴体内部はバルサ板で目隠しされている。

そのバルサ板をていねいにカッターで剥がしていく。


バルサ板の厚さを測ってみた。

なんと!、たったの1.1mm。 


もう、この時点で修理を断念しようか迷った・・・

水平尾翼の取付け部分がこのような状態ならば、他の部分も推して知るべしじゃないかと思うからだ。


2週間くらい放っておいたが、気を取り直して修理を続ける。


水平尾翼の翼型を復元する。


水平尾翼と胴体との接着面積を増やすために、ハードバルサで胴体内部補強材を作る。

この辺が一番しんどかったかなぁ・・・。


こんな感じで何枚も何枚も補強材を接着する。

だんだん指が入らなくなるわ、指先がエポキシ系接着剤や瞬間接着剤でバリバリになるわで凹むこと凹むこと・・・。


胴体内部の補強が済んだら水平尾翼にフィルムを貼る。

裏側は白と黒のチェックなので、思ったよりも簡単だった。



富士登山でいったら7合目くらいかな。


途中何度も挫折しそうになったけど、エンジンもメーカーから帰って来たし、ラジコン仲間も「SLICKどうなった?」って後押しをしてくれるし
なんとか修理が続けられそう。

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