ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

利尻島・礼文島に行ってきた! その③

利尻島を出発して40分、私たちを乗せたフェリーは無事に礼文島の香深(かふか)港に到着した。

円形状の利尻島と異なり、礼文島は縦長の縄文式土器の様な形をしている。
島の西側には車が通れる道路がないため、香深(かふか)港を起点に南北に移動しながら観光をする。


まずは今回の旅のハイライト、桃岩展望台へ向かう。

途中の駐車場までバスで登り、そこから距離にして約2Km、高低差100mのハイキングコースを体験する。


正面に見える山が桃岩。
ガイドは「桃太郎の桃の形」と言っているが、俗人の私にはどう見てもオッ〇イの形にしか見えない(笑)。


10数人のグループに分かれてハイキングがはじまった。

私のグループは70歳代が中心だったが、みなさん本格的な装備で足取りも軽い。
息が切れそうな頃になると、ガイドが高山植物の説明をしてくれるので、余程のことがない限りは付いていける。


ハイキングの途中で見つけた草花。
左がセンダイハギ、右がミヤマオダマキ。


こちらは、左がレブンコザクラ、右がレブンチドリソウ。


続いて、左がエゾハナシノブ、右がクロユリ。


途中で今まで歩いてきた道を振り返ってみた。

スタート地点の駐車場が見える。


礼文島から見た利尻富士。

礼文島は利尻島の北西約8Kmの距離にある。
礼文島から海を越え利尻島の利尻山まで見えてしまうのだから、素晴らしいとしか言いようがない。
ここでおにぎりでも食べたら、さぞかし美味しいだろう。


ついに桃岩展望台に着いた。

海と入り江からなる素晴らしい景観が迫る。
岩と岩の合間から心地よい上昇風が吹いてくる。


ラジコングライダーの愛好家としては、ここでスロープグライダーが飛ばせたら良いだろうなぁと思ってしまう。


いよいよレブンアツモリソウの群生地に向かう。

以前は礼文島のいたるところで見られたそうだが、悪い奴らに盗掘(犯罪です)され、激減してしまった。


淡いクリーム色の花を咲かせるレブンアツモリソウは、礼文島固有の植物だから、盗んでも他の地では育たないのだよ。


続いて澄海(すかい)岬に向かう。
30年前に来た時と比べると、コンクリートの階段が整備されていた。

写真で見ると湖のように見えるが、左から曲がり込んだ"入り江"になっている。


ニュージーランドのミルフォードサウンドのような大規模なものではないが、これはこれで趣があった。


本日最後のイヴェントはここ。
もう最果て中の最果て、スコトン岬だ。

岬の先に見えるのはロシア領のサハリン、じゃなくてトド島。


人は住んでいないのだが、時々トドが集まってくるって、まんまじゃん!


ちなみに赤い矢印の下には民宿があった。
こんなところに・・・津波の心配はないのだろうか。


今日一日で
〔利尻島〕
〇姫沼
〇オタトマリ沼
〇仙法志御崎(せんぼうしみさき)公園
〔礼文島〕
〇桃岩展望台ハイキングコース
〇レブンアツモリソウ群生地
〇澄海岬
〇スコトン岬
の7か所も観光してしまった。
かなりの強行軍だったが2泊3日の旅だと、どこの旅行会社のコースも大同小異だ。


礼文島に一泊した後、フェリーは香深(かふか)港を出発して稚内港に向かう。

さようなら利尻富士、3日間姿を見せてくれてありがとう!
さようならレブンアツモリソウ、今年は早咲きだったが、なんとか君に会えて良かったよ!


また来るぜ!!
I'll be back !!



Special thanks
利尻マリンホテル
三井観光ホテル
宗谷バス株式会社
ハートランドフェリー株式会社
稚内副港市場
ANA全日本空輸株式会社
日本航空ビルデング株式会社
株式会社読売旅行
(敬称略)

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