ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

利尻島・礼文島に行ってきた! その②

東京から行く利尻島・礼文島の旅は、初日と最終日は移動日につぶれる。
よって2泊3日の旅では、2日目の天候が旅の成功のカギとなる。


いくら天候が良くても、雲が張り出していたり、霧がかかっていると利尻富士は見えない。


早朝、旅先であまり良い天候に恵まれたことがない私は、期待しないでホテルの部屋の窓を開けてみた。

ジャーン!
利尻富士が見えた! しかも全容が!


「利尻富士の全貌が見えるのは年間でも数日しかない」
これは添乗員さん、バスガイドさん、ハイキングのガイドさん、ホテルの従業員さんに聞いても同じ答えが返ってくる。
もうラッキーとしか言いようがない。
今日は良い一日になりそうだ。


利尻島は標高1,721mの利尻山(利尻富士は通称)と、その裾野からなる小さな島で、車で1時間30分もあれば一周出来てしまう。
私たちは鴛泊(おしどまり)港を出発して、時計回りに一周した後、今日中に礼文島に向かう。

利尻富士は、島内の道路を一周すると、360°すべての方向から見ることが出来るので、その姿は様々な形に変化する。


まずは姫沼から。

名前の由来は、お姫様が好んで静養に来ていた沼ではなくて、昔、ヒメマスの養殖をしていたからだそうだ。
姫沼は周囲が800メートルで木道も整備されているから、散策コースとしては手軽で丁度良い。



姫沼で見つけたレースフラワー。

黄色いつぼみはヒメツワブキと思われる。


古木が倒れていた。

古木に残された養分から新しい木々が成長する。
まさに植物輪廻か。


こちらはオタトマリ沼
周囲1Km、木道はないが、遊歩道が整備されている。

利尻富士の形が微妙に変わってきた。
ここから見た利尻富士の写真が「白い恋人」に使われている。


ちなみにこちらが「白い恋人」のパッケージ。


こちらは仙法志御崎(せんぼうしみさき)公園

ここは利尻富士の容姿が、全てすそ野まで見える場所として有名。
「出川の充電させてもらえませんか」のロケにも使われていた。
利尻昆布のお土産屋とゴマフアザラシに餌をやれるいけすがある。


昼食は待望の「ウニ丼」!

まずは中央に鎮座するワサビを醤油に溶いてから、ウニの上に掛けて食する。
磯の香りとウニのまったりとしたコク(第六の味覚)の深さがたまらない。
「う~ん、利尻島に来て良かった!」


食事をしたらフェリーで礼文島に向かう。
前述したとおり、出発日と最終日は移動日だから、この2日目に全ての観光が凝縮している。


フェリーが鴛泊港を出航する。

黄色い矢印はペシ岬、赤い矢印はお世話になった利尻マリンホテル、そして青い矢印は30年前に泊まったペンション「ヘラさんの家」だ。
30年前の記憶が蘇ってきた。


フェリーが利尻島を遠ざかって行く。

最後まで山の全容を見せてくれた利尻富士よ、ありがとう!


また来るぜ!!


続く!
TO BE CONTINUED !

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