ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

美味しい店に行きたい!⑨ ベルクール

今日は私の誕生日ということもあって、久しぶりに市原市のベルクールにおじゃました。
このレストランは大多喜街道と市原市役所通りの交差点近くにある小洒落たフランス料理屋だ。
フランス料理というと、かしこまった雰囲気で敷居が高いという人もいるが、この店はそういうことはない。
住宅街にあるカジュアルな店で、それこそジーンズとスニーカーで入店してもおかしくない。


ここがベルクール。

まるでケーキのような可愛い建物で女性の心をキュンキュンさせること間違いない。


駐車場に立っている看板。

フランス料理屋の「屋」にオーナーが気軽に利用して欲しいという願いが表れている。
(と思う。)


店の中はこんな感じ。

コロナ対策のつい立て代わりにアップライトピアノが置かれている。
お客のソーシャルディスタンスも十分だ。


品の良い女性が木製のメニューを持ってきてくれた。

昼のコースは三つ。
プルミエコース 1,550円
※ 前菜
※ スープ
※ メイン料理
※ デザート
グルマンコース 2,500円
※ 前菜
※ 魚料理
※ メイン料理
※ デザート
シェフコース(おまかせコース) 3,500円
※ 前菜
※ スープ
※ 魚料理
※ 肉料理
※ デザート


昼間のランチとはいえフランス料理のコースが1,550円からって、いくら何でも安過ぎないか。
市原市民のプライス感覚って厳しいってことなのか???


私は何回もプルミエコースを利用しているが、決してクオリティーが低い訳ではない。
品数が少ないだけだから、その日の体調やお腹の減り具合と相談して決めればいい。


今日は私の誕生日だということで、間を取ってグルマンコースにした。


前菜は若鶏と豚ほほ肉のテリーヌをチョイス。

テリーヌの周囲をいちじくとトマトが彩りを添えている。
サラダのドレッシングも爽やかで美味しい。
ガラスの器も涼し気だ。


フランスパンが出てきた。

外側がカリッと焦げていて、中身はふんわりと温かい。


次は魚料理

魚の皮はカリッと焦げていて、白身はふんわりとしている。
野菜は控え目だが、それぞれの味を主張している。
魚介類のソースがそれらを上手くまとめている。


次はメインの肉料理。

牛肩肉の赤ワイン煮込みだ。
肉は柔らかく、ナイフで切るというよりも、ナイフとフォークで広げると、肉の繊維にそってきれいに裂ける。ソースの味が絶品でお行儀が悪いかもしれないが、パンに付けてたいらげてしまった。
また、肉の下にはマッシュポテト(?)が敷かれていて、舌を飽きさせない。
さすがメイン料理だ。


最後はデザート。

アイスクリームにはミントの葉が乗っている。
黄色い栗のソースは秋を感じさせる。
中央のお菓子は市原市の名物(?)だそうで、いちじくをゼリー状にして砂糖をまぶしたもの。
コーヒーをいただきながら市原市を感じた(笑)。


歳を取ると誕生日なんてどうでもよくなるものだが
今年は「年金満額支給まで、あと1年!」
という記念すべき年なのでベルクールにおじゃました。


この後、四街道のボースィエルに寄って、予約しておいたサバランを購入して家路についた。


久しぶりに豊かな気分になれたHappy Birthdayだった。


〔追記〕
夕食後にサバランを食べたら、本当に酔ってしまった。
布団を敷いて、お風呂に入ってから食べればよかった(笑)。

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