北海道に行ってきた! ⑥ ~釧路湿原・屈斜路湖・硫黄山・摩周湖~
〔7月26日〕
今日のコースはこんな感じ!
もう馴染みになった釧路湿原細岡展望台から美幌峠屈斜路湖を見て摩周湖に向かう。
どこもメジャーな観光スポットだが、途中、硫黄山を入れてメリハリを付けて、しばらく行っていなかった野付半島にも表敬訪問しようと思う。
私が今回選ぶ観光スポットは
① 妻が未だ見ていない場所
② 前回行ったが悪天候により見られなかった場所
③ 私もしばらく行っていなかった場所
が中心となる。
よって、読者の皆さんが行きたいと思う場所とは若干のズレがあるかも知れないが、その辺はご了承いただきたい。
幣舞橋(ぬさまいばし)から見た釧路川周辺の様子。
昨日泊まったホテルパコ釧路(青い矢印が客室、赤い矢印が温泉)
ビジネスホテルだが、露天風呂付きの温泉大浴場が併設している。
クオリティの高い朝食と、朝食会場からは釧路川や幣舞橋など素晴らしい景色を提供してくれる。
こちらは釧路市のシンボル花時計
幣舞公園の斜面に設置された珍しい花時計。
私はこれを見ると「釧路に来たんだなぁ!」と感慨にふける。
よく手入れされていて、釧路市民の花に対する愛情を感じる。
こちらは細岡展望台から見た釧路湿原。
ちなみに赤い矢印はレイクサイド塘路から漕ぎ出してきたカヌーだ。
展望台に行く前に、ぜひ細岡ビジターズラウンジに寄っていただきたい。
釧路湿原の生い立ちや歴史がビデオで見ながら学べる。
釧路湿原は鶴や野生生物の生息地だけではなく、大雨が降った時には水分をスポンジのように吸収して、釧路市街地に被害を及ぼさないよう大切な役割を担っている。
「わ~い!」とかいって、ピースしながら写真を撮って、「はい! 終了」では、いささか寂しいではないか。
こちらは釧路湿原駅
細岡展望台からいったん通りに戻り、再度下って行った所にある。
ログキャビン風のかわいい無人駅。
ノロッコ電車は釧路湿原を間近に見られる貴重な観光列車だ。
時刻表を見ると駅を通過するのが2時間後だったので、今回は見ることが出来なかった。
代わりに、2003年にバイクで行った時に撮った画像をお示しする。
今から19年前の画像だから、車両の形状や塗装など現在と変わっていたらお許しいただきたい。
美幌峠から見た屈斜路湖 日本最大のカルデラ湖だ。
3年前は霧で見えなかった屈斜路湖だが、今回は見ることが出来た。
今日は中島もくっきり見え、手前の熊笹のスロープが奥行き感を醸し出している。
妻も「広~い! きれ~い! こんなんだったんだ!」といささか興奮気味。
そう! こんなんだったのよ。
これは珍しい! 別の角度から見た屈斜路湖。
走っていたら偶然見つけた。
水の透明感が高く、メダカのような小魚がたくさん泳いでいた。
屈斜路湖から摩周湖に行く途中にある硫黄山
別名アトサヌプリ アイヌ語で「裸の山」を意味する。
かつて硫黄の採掘で北海道の鉄道を発展させた立役者。
だが、知名度が薄く、多くの観光客は通り過ぎてしまう。
近くによると、今でもゴウゴウと噴煙を上げている。
周囲の岩は硫黄によって黄色く変色している。
まるでロトルアのポフツガイザーか、はたまた箱根の地獄谷のよう。
レストハウスではソフトクリームなど簡単な軽食が出来る。
温泉でも湧けば、また違ってくると思うのだが、観光客は30分程度で早々に去っていく。
次は摩周湖
第3展望台の駐車場は無料だが、道路を渡るので車両に注意されたい。
第1展望台の駐車場は有料だが、硫黄山の駐車場と共通券になっていて両方合わせて500円だから、割とリーズナブル(?)。
3年前に来たときは摩周湖の全貌が一瞬見えたが、すぐに霧の中に隠れてしまった。
今年はこのとおり大当たりだった。
昼食はそば処「福住」弟子屈店に寄らせてもらう。
私はサケちらしそば(左側)、妻は納豆とろろそば(右側)をいただく。
北海道の更科そばは、そばの実の中心部分だけを使用した白い更科粉を使用してる。
透き通った白い麺、さっぱりとしたのど越しで旅人の疲れを癒してくれる。
さて、早々に昼食を済ませた私たちはトドワラ・ナラワラを見るために、これから野付半島に向かうことにする。
続く!