スロープソアリングの醍醐味!
ラジコン飛行機つながりで親しくさせて頂いているブロガーさんに触発されたので、私もスロープソアリングについてご紹介したいと思います。
ラジコン飛行機のジャンルの中でもグライダーは極少数派です。
その中でもスロープグライダーはラジコン仲間でさえ見たことないというほど超少数派になってしまいます。
ここは千葉県の磯根崎です。
ラジコン飛行機にカメラを積んで上空から撮影しています。
南向きに僅かな砂浜と切り立った山があります。
ここに南風が吹くと、斜面に風が当たり上昇風に変わります。
この上昇風を利用してグライダーを飛ばすことをスロープソアリングといいます。
反対方向は、こんな感じです。
左上の赤い丸の中に見えるのが東京湾観音です。
でもって、下の黄色い丸の中にいるのが私たちです(笑)。
午前中は比較的風が弱いので、バルサキットのような軽量級のグライダーが飛びます。
機体はサーマル工房のKa-8b(カーエイトビー)です。
「なんでカーがドイツ語読みでエイトビーが英語読みなんだ!」
という突っ込みは入れないでくださいね。
上昇風が吹いている時は、ほとんどプロペラは回しませんが、突然風が止んだ時のためにモーターとバッテリーを積んでいます。
これ見てください!
パイロットの視点より下をグライダーが飛んでいます。
上から目線とはこのことでしょうか、このような角度でグライダーを見られるのがスロープソアリングの醍醐味です。
午後になって風が強くなってくると重量級の大型グライダーの出番になります。
翼幅3~4mの大型グライダーを崖の上から海に向かって(惜しみなく?)バンバン投げます。
こちらは翼幅4mの大型グライダー「カプロー二・カリフ」です。
イタリアのグライダーで座席がサイド・バイ・サイド(横並び)の珍しいグライダーです。
ウインデックスが飛び出しました。
この機体の特徴は垂直尾翼の前方にモーターパイロンが付いています。
こちらも大型グライダーです。
どのくらい大型かといいますと、キャノピーを開けると胴体の中に顔がすっぽりと入りそうなくらいです。
これは私のDG-600です。
翼幅が3m60cmあるのですが、みなさん大型機を持ってくるので、このエリアでは小さく見えてしまいます(笑)。
最後にフォックスです。
パイロット人形が2人タンデム(前後)に乗っています。操縦している私たちより下を飛んでいますね。
という訳で、スロープグライダーは強い上昇気流の中を飛びますので、大型で重量級のグライダーの方が安定しています。
このような大型のグライダーがスポイラーを立てて、フラップをフルダウンにして熊笹の中にハイスピードで着陸してくる様子はかなりの迫力ものです。