安定化電源の修理 (復活の日!)
ダイワの古い安定化電源を修理することにした。
修理の方針は下記のとおり
1 接点復活剤を使って可変抵抗器に付着したゴミを除去する。
2 それでもダメなら可変抵抗器そのものを交換する。
3 可変抵抗器が入手出来なければオブジェと化す。(諦める)
それではプラスドライバーを使って筐体の蓋を開ける。
ドライバーはビスに合う大き目の物を使う。ビスの山をナメちゃうからね!
ふたが開いた!
20年間溜まった埃はすごい。
埃が立たないように、そ~っとベランダに出す。
エアーダスターを使って20年分の埃を吹き飛ばす。
使っているうちに缶が冷えてくるんだよね~。
再び部屋に戻って
ボリュームのツマミは引っ張ったら抜けた。
スパナを使って固定してあるナットを外す。
これが可変抵抗器。
メーカーはALPHA、特性はCカーブ、抵抗値は10KΩ。
接点復活剤で直らなかった場合は可変抵抗器ごと交換するので、型番と配線を画像にして記録しておく。
ジャーン!!
これが今回購入した接点復活剤。
ジョイフル本田で750円也。
これで直ってくれれば万々歳なのだが。
可変抵抗器に少量の接点復活剤を吹く。
金属シャフトとベークライトの基盤の間に向けて一瞬シュッ、コンマ2秒くらい(笑)。
再び可変抵抗器を取付ける。
左右に30回くらい、グリグリグリグリ・・・グリとグラ(笑)。
これで可変抵抗器の中に入ったゴミを除去出来ればいいんだけど・・・。
恐る恐る電源を入れる。
お~ヤッタぜ!
ツマミを回すと電圧はスムーズに可変する。
今まであったガリは見事に無くなっている。
念のため、テスターで出力電圧を測ってみたら、ほぼ同じ数値を示した。
そんな訳で、古い安定化電源も復活した。
こちらはサブの電源という位置付けにして、あまり負荷を掛けないようにしようと思う。
古い安定化電源が直ったというプラスの要因と、修理を待たずに大枚はたいて新しい電源を買ってしまったというマイナスの要因が重なって、何とも微妙な気分になった。