バディーを組もう!
バディー〔Buddy〕とは、よくスキューバダイビングなどで使われる言葉で、2人1組の相棒またはパートナーのことをいう。
ラジコン飛行機の場合もバディーがいると大変助かるし、飛行中の安全が保てるので、遠慮なくお願いするといい。
例えば、下の図が典型的なトラフィックパターン
私の場合、ダウンウインドレグに入ると矢印の位置あたりで滑走路をチラ見して、滑走路に障害物が無ければ「着陸しま~す」と宣言します。
その後、第3旋回と第4旋回を経てファイナルアプローチに入ると、飛行機の高度も速度も下がるので、パイロットは自分の機体を見ているのが精いっぱいで再び滑走路を見る余裕がなくなります。
その間、約10秒。
他機が離陸を始めたり、着陸した機体が回収中だったり、ヨットが滑走路を横断したり(笑)、モグラの穴の修復が始まったり(爆)と、滑走路の状況は刻々と変化します。
さっきまで着陸可能だったのに、ゴー・アラウンドを余儀なくされることもしばしばです。
そんな時、バディーがそばに付いていてくれると、とても安心です。
パイロットは操縦している機体を見ているが、バディーは他機警戒をしている。
パイロットは自分の機体の操縦に精一杯でも、バディーは周囲の状況を観察して、適切なアドバイスをしている。
着陸したら、速やかに機体を回収しよう。
エンストなどで緊急着陸して来る機体もあるからだ。
すでに3機飛んでいたら、じっくり焦らずに待つのも大切。
やがて8分も経てば燃料が尽きて降りてくるから。
バディーを頼むのは毎回同じ人でなくても構わない。
話しやすい人、優しい人、信頼できる人、尊敬できる人など、自分がリスペクト出来る人に気軽に声掛けしよう。
声を掛けられた方も「自分は信頼されているんだ!」と思い、悪い気はしないはずだから。