ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

老後の貯金

金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」という報告書の中で、『老後安心して生活するためには年金+2000万円必要』と書かれていたことが、国会で波紋を広げました。
しかし、実際は与野党の政策論争の道具に利用されただけで、冷静な読者のみなさんは
「そんなの当たり前じゃん! そもそも年金に期待するほうが間違いだよ。」
と思われている方が大半ではないかと思います。


はたして65歳の時点で老後の貯金は、いくらあれば安心なのでしょうか。
ちょっとした計算式を作ってみました。


それがこれです。
貯金額=(生活費-年金)×12月×平均余命+介護費用+リフォーム代+葬儀費用+その他


私の場合
生活費 26万円/月
総務省の平成29年家計調査報告による老夫婦2人の最低生活費。
食費、光熱水費、所得税、住民税、固定資産税、火災保険料、健康保険税、生命保険料、介護保険料など、すべてを合計して12月で割ると、そのくらいになるそうです。
年金 20万円/月
65歳からです。実際には2か月に一度、偶数月に入金されます。
平均余命 25年
難しいですね、いつまで生きるかという話ですから。とりあえず90歳にしておきました。
介護費用 960万円
20万円×12月×2年×2人
リフォーム代 300万円
葬儀費用 200万円
家族葬として2人分
その他 300万円
自動車買換え費用など。


ざっと計算すると
(26-20)×12×25+960+300+200+300=3,580万円
となりました。


子供は既に巣立っていて、住宅ローンの返済も済んでいますが、それでも結構かかるものですね。


みなさんはどのくらいになりましたか?

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