eメーターの修理・改良
以前購入したハイペリオンのeメーターの内臓バッテリーが充電出来なくなった。
この測定器は電動機のアンプとバッテリーの間に接続してプロペラを回転させると、モーターにかかる電圧、電流、プロペラの回転数などを同時に計測してくれて、しかもそのデータをeメーター内のメモリに保存することが出来るという優れもの。
しかし購入してから10年くらいは経ったであろうか、さすがに内臓バッテリーも寿命が来たらしい。
このeメーターは今では発売していないし、後発のeメーター2はパソコンとリンク出来る分、お値段が高い。
そんな訳で、恐る恐る中を開けて修理することにした。
蓋を開けると小さな充電式バッテリーが2つ直列に接続されていた。
ハンダゴテを使ってハンダを溶かし、バッテリーを外す。
「ニッカドは1セル1.2vなので2つで2.4Vか」
と、この時点では軽く考えていた。
こんな小さなニッカドは無かったので、リチウム電池CR2を代用する。
この電池は公称3vなので使えそう。
リチウム電池を直接ハンダ付けして接続してみると・・・。
「Low Battery」の表示が・・・アウチ!
この内臓バッテリー、2セルで端子電圧が6Vもある。
どうやらニッカドではなさそう。
気を取り直して2セルのリポを使うことにする。
リポはサイズが大きいので、リード線を長くして外付けにする。
ドレメルでリード線を外に出す溝を削ってT型コネクターを
取付けてみた。
とりあえず2セルのリポを接続してみたら・・・。
おおっ! 今度は無事に立ち上がったぜ!!
たまたま手持ちのリポが1300mAhだったが、こんなに大きくなくていい。
KK HOBBYのサイトを見たら、小さいので360mAhからあるので、それで十分だ。
これでeメーターもヤフオクで探さなくて済んだし、あと10年は使えそうだ。
めでたし、めでたし!^^;