年金は遅れるが、介護保険料は待ったなし!
昨年の10月に私は65歳になった。
今まで私は熟年なのか、壮年なのか、老年なのか、正直良く分からない状況だった。
それが65歳の誕生日を迎え、社会的にも「前期高齢者」にカテゴライズされ、ようやく自分の立ち位置がはっきりした。
「俺って、いよいよ自他ともに認める高齢者になったんだ・・・。」と
ひとり感慨に耽った。
そうこうしている内に市役所から介護保険の保険証とパンフレットが送られてきた。
要するに、表向きは「あなたは介護保険サービスを受けられますよ!」といいながらも
「だから保険料しっかり払ってね!」ということだ。
それから間髪入れずに、介護保険料の納付書が送られてきた。
成田市役所、なかなか仕事速いね~!
65歳になった月から半年分の第5期から第8期で28,800円だ。
成田市は年間を8期に分割しているってことは、年間で57,600円。
来年度から年金から6回に分けて源泉徴収されるとすると1回の年金支給で約9,630円引かれることになる。
噂は聞いていたがけっこうなお値段である
考えていても仕方がないし銀行の利子も期待出来ないので、コンビニに行って速攻で支払ってきた。
これがその領収書
続いて年金の話
下の表を見て欲しい。
60歳から支給するはずだった年金が65歳からになったので、その経過措置として報酬比例部分を段階的に遅らせている。
私は昭和31年生まれなので62歳から報酬比例部分が出ているが、全額支給となるのは65歳からだ。
60歳からの2年間といえども、全くの無給期間は正直キツかった。
そして晴れて65歳の誕生日を迎えたのだが、世の中そんなに甘いものにではなかった。
年金は誕生月の翌月からカウントされる。
10月分の報酬比例部分は(老齢厚生年金+基礎年金)の約50%だから
10月分の50%と11月分の100%を平均すると、12月には本来もらえるはずの年金の75%しか支給されない。
本来支給されるべき年金額に到達するのは12月分と翌年の1月分が支給される2月まで待たされることになる。
その間実に4か月遅れだが、介護保険料は待ってくれない。
これから年金をもらおうとする諸君!
ゴールポストはまだまだ先だぜ!!
支給開始から国民年金は10年、厚生年金は7~8年経たないと元は取れないという。
食事は腹八分目、適度な運動をしよう。
トイレと風呂の脱衣所にはヒーターを置いて、風呂の温度は低めにセットしよう。
そして、最低
年金で元が取れるまでは何としても生きながらえようぜ!