ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

旧友との再会!

久しぶりに昔の仲間と会いたくなった。
現在65歳、皆おそらく仕事から一線を退く時期だから、再会には丁度良いタイミングだと思った。


仲間の連絡先が分からなかったので、学内の同窓会事務局を通じて私の名前と電話番号を親しかった仲良し4人組に伝えて頂き、私の元に返事をもらうことにした。


はたしてどのようなものか?!
私との再会に興味が無かったり、私を嫌っていたとすれば(そんな訳ないか?!)連絡は来ないだろう。


結果、その日の内に全員から連絡が入った。
「連絡してくれてありがとう!」
「懐かしいね、会いたいよ」
電話の向こうで顔は見えないが、みんな息を弾ませて、興奮気味に話す様子が手に取るように分かった。


とりあえず、俺は嫌われてなかったということか(爆)!^^;


大学を卒業し社会に出て44年が経った。
その間、皆結婚をし、子供を育て、仕事を変えたり、中には健康を害した者も出て、結局会えたのは4人仲間の内、私を含めて2人だけだった。


久しぶりのHSとの再会を祝う。

学生時代の思い出、仕事の話、結婚の話、子どもの話、健康の話、次から次へと昔の懐かしい話が出てくる。


会社が倒産して転職を繰り返した者、奥さんの介護を受けている者、大病をして入院中の者など、決して楽とはいえない人生を、それぞれたくましく生きている。


そして再会したHSは
「今は幸せだ!」といい
「これから保育士の資格を取って学童保育の指導員をやりたい」ともいっていた。
何て前向きなんだろう!
我々の年代になると愚痴のひとつも出てくるのだが、「幸せだ!」と言い切れるのは素晴らしい事だと思う。


まして、これから資格を取って働けるうちは働きたいというバイタリティには敬服した。


「迷い人はどうなんだ?」
「ん~俺か? そうだなぁ、とりあえず贅沢しなければ年金と貯金で食べていけそうだから、趣味や旅行がしたいかな?!」
何とも掴みどころのない奴だと思われたに違いない。
自分で返事をしていて情けないのだが、今思い付くのはその程度のことだった。


「あっ、そうだ!」
その時、突然閃いた!
「YMが退院して元気になったら、介護状態のHDの家に押しかけて、4人で再会しないか?!」と私が提案した。
HDの家は高速を使えば日帰りで行ける。私が車を出せば可能だ。
「うん! それいいね!」
HSも賛成してくれた。


いつになるか分からないが、当面の目標を確認し合い、JR津田沼駅で握手をして別れた。
「また、会おうな!」

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