私たちが玉造温泉に宿泊した翌朝、出発の時間まで玉湯川に沿って散策することにしました。
こちらは湯薬師広場です。
玉造温泉の源泉が流れています。
妻は勾玉(まがたま)にお湯を掛けています。
「美肌温泉ボトル」なるものも用意されていて、化粧水として持ち帰れるそうです。
街おこしの一環でしょうか。
街の周辺には神様さがしと題して「神話の情景」オブジェが並んでいます。
早速見つけました! 「三種の神器」だそうです。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に鏡と剣と勾玉を授けているところです。
おお~!
八岐大蛇(やまたのおろち)VS須佐之男命(すさのおのみこと)です。
須佐之男命は酒を飲ませて寝入った八岐大蛇の尻尾をちょん切るという秘策があるせいか、余裕の笑顔です。
宮橋まで来ました。
赤い欄干が美しい小さな橋です。
別名恋叶い橋といって、島根フィルムコミッションにも取り上げられています。
妻が行きたかった「おしろい地蔵」です。
おしろい地蔵は清巌寺の中にあり、美肌・美容にご利益があるそうです。
玉造温泉に着いた時から、妻が「行きたい! 行きたい!」といっていた理由が分かりました。
さて、バスは出発し足立美術館に着きました。
足立美術館は地元実業家の足立全康が設立し、保管されている美術品もさることながら、庭園の美しさが有名です。
私も写真では見たものの、実際の景色を見るのは初めてでした。
まるで絵に描いた箱庭のようです。
2003年から21年連続庭園日本一だそうです!
チェーンが張ってあって中に入れませんが、スプレーでtoiletと書いたり、おしっこをかける人が現われないことを願うばかりです。
こちらの池と木々の調和が素晴らしいです。
背景の山林が伐採されたら美観を損ねるということで、山まで買ってしまったという話です。
お金のある所にはあるもんですね。
どのアングルから見ても素晴らしい景色です。
見学に来た人たちからため息が漏れています。
木の葉が落ちてたり乱れた個所がまったくありません。
5人の庭師さんが毎日手入れをしているそうです。
ひととおり見学してお土産を買ったら、倉敷に向かいます。
道中のレストランでいただいた牛肉のすき焼きです。
シメのうどんも気が利いていたし、コロッケの中にもちゃんと牛肉が主張していました。
G7広島サミットが開催されたホテルよりも美味しい食事でした!