ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

FS-91SⅡ-P 再退院!

え~ラジコン飛行機に興味のない人とっては、何を言っているのかさっぱり分からないと思いますが・・・。
要するに、メーカーに出していた模型用エンジンが、2度目の修理を終えて帰ってきたという話です。



発送、到着期間を含めて4日間。てことはメーカーは2日間で直してくれたということになる。


今まで元気に飛んでいたエンジンが急にグズりだして吹けなくなった。

  

スロットルを中スロー以上にすると止まりそうになったので、あわや緊急着陸!
しゃっ、車輪を出さないと!


1回目の修理で交換したのがピストンピン、ドライブワッシャ、ボールベアリング(各種)、バルブスプリング(各種)、ニードル、アイドルOリング、レギュレーター(一式)だった。
1回目の修理で調子が良くなったが、10数フライト後に又同じ症状になったので、電話で状況を説明をし、詳しい内容を手紙に書いて再度メーカーに送った。


メーカーから電話が入り「すみません。ポンプにオイルが混入してたのに気づきませんでした。2回目の修理代金はサービスとさせて頂きます」とのことだった。


2回目の修理ではクランクケース、シリンダーライナー、ピストン、ピストンリングが交換されていた。


エンジンに詳しい方なら容易に判ることだが、1回目と2回目を合わせると、全体の約70%の部品を交換したことになり、ほぼ新品の状態で帰ってきたことになる。
しかも、2回目の修理代金は無料、送料もメーカー持ちだった。


修理から戻るたびに綺麗になるエンジン。


私は日本のメーカーの誠意というかモノづくりの精神に驚かされた。
きっと彼らは1回目の修理で故障個所を見逃したことを恥じたのだろう。そしてユーザーの信頼を損ねないように2回目の修理代を無償にしたのだと思う。


これが中国のメーカーだったら、しれっとして2回目の修理代も請求してくる。
以前、台湾のメーカーのドローンをネットで購入したが、不良品だったので交換を要求する手紙を入れて送り返したのだが、なぜか返品と間違われてキャンセル料まで取られてしまった。
まったくふざけた奴らだ!!


それを考えると、やはり日本のメーカーは素晴らしい。きわめて優秀だ!
今は、中国の「安かろう悪かろう」が世の中を席巻しているが、多少高くても日本のメーカーの信頼性を求めるユーザーは必ずいるはずだ。


早速、チップマンクに積んでみた。次回のフライトが楽しみだ!


頑張れニッポン!
応援してるぞ小川精機株式会社!

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