カナライザーが、ふっ飛んだ!
アテナ70が完成したので、そろそろフライトの記事がUPされるのではないかと期待されている方もいるのではないかと思う。
私も、そのつもりでアテナを飛ばしたら、ファーストフライトでいきなりカナライザーがふっ飛んだ!
しかも、ほんの2~3分の間に・・・。
いつもどおりコースを飛ばしてループ系、ロール系の演技で機体の癖を観察していた時だった。
ラジコン仲間が「何かヒラヒラ落ちて行ったよ!」というので、すぐに着陸させてみたらカナライザーが無くなっていた。
カナライザーというのは写真の黄色い丸で囲んだ部品。
この補助翼でプロペラが発生する後流を整流して尾翼に流すことにより、各舵のコントロールを安定させる。(らしい(笑)。)
剥がれた部分を見るとバルサの表層の部分が剥がれている。
まるで瘡蓋(かさぶた)がペロッと剥けているようだ。
周囲に傷が付かないようにマスキングテープを貼ってサンディングしてみた。
次にトレーシングペーパーを当てて、上から補修するフィルムの形を決めていく。
トレーシングペーパーの形状に沿ってフィルムをカットする。
フィルムは裏表に2枚重ねて切れば、左右対称のフィルムが一度に完成する。
出来上がった補修用フィルム。
同じ色のフィルムが無かったので、なるべく似たような物を選んだ。
マスキングテープを使ってフィルムを胴体に固定して、左右片方ずつフィルムを貼っていく。
次は反対側を。
はみ出した部分は刃の新しくしたカッターで切り落としていく。
出来た!
「修理、面倒臭せぇ~!」と思案していたのが1日。
実際の修理時間は20分(笑)。
アポロ70をフィールドで組み立ててみた。
見た目がすっきりとしてして、これでも良さそう!
ついでにサイドフォースジェネレーターも掃除がし辛いので、無くても良さそう(爆)。
後で仲間に聞いたら日本製のカナライザーは胴体の内側まで取付けビスが貫通しているそうだ。
少なくとも1mmバルサプランクの胴体に接着して済ますカナライザーなんて聞いたことがない。
フィルムの色違いも目立たないから、とりあえずこれで行ってみようと思う。
この機体で競技会を目指す人は別として、これからアテナ70を製作しようとする人は、とりあえずカナライザーもサイドフォースジェネレーターも付けずに飛ばしてみて、それでフライトに支障がなければ、そこで止めておいた方が良いかもしれない>